【選択的夫婦別姓 メリットデメリット】女性は楽になるか?

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2021年10月18日、日本記者クラブ内で、与野党9党首が参加する党首討論会が開かれました。

この日は衆議院議員選挙の公示前日という事で、党首達の発言も大いに注目されるところです。

「今、何党があるのかよくわかんない(^_^;)」という人の為に、参加した9人とは

  • 自民党 岸田総裁
  • 公明党 山口代表
  • 立憲民主党 枝野代表
  • 共産党 志位委員長
  • 日本維新の会 松井代表
  • 国民民主党 玉木代表
  • れいわ新選組 山本代表
  • 社民党 福島党首
  • NHKと裁判してる党(現・NHK受信料を支払わない国民を守る党) 立花党首

下4つの党は、こうして書き出してみるまで存在もおぼろげですが、まあとにかくこの9人で党首討論会をやったそうなんです。

衆院選が近かったですからね、どの党首も張り切って臨んだ事でしょう。

テーマは主に「経済」「外交」「災害への備え」で、恐らく各党首とも弁舌爽やかに話ができる話題なんでしょう。

テーマを振ったとたんに一斉に黙り込んでしまうような核心を突いたネタなんか、選べないでしょうし。。

そんなわけで、半分以上パフォーマンスなんだろうなと思いながらも、ちょっと気になるお題がありまして。

それは「選択的夫婦別姓」について、です。

今回はこの選択的夫婦別姓について述べてみたいと思います。

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選択的夫婦別姓とは「結婚後も、結婚前の姓を名乗る選択も出来る」制度

ざっくり言うと 「結婚後も、結婚前の姓を名乗る選択も出来る」 という事です。

昔は旦那さんの姓になる事が「結婚の証」のような気もしていました。

姓の変わる未来を夢見て「語呂の悪そうな名字の彼氏は作らないようにしよう」などとものすごく先回りの心配をしていたものですが、今は「結婚してもそれまでと同じ姓を名乗りたい」という希望を持つ人がいるようです。

あたくしはバツ2を経てのシングルなんで、1度目の離婚の際に「旧姓を名乗るか」という選択をする事になったんですが、子供の頃からの姓がダサかったんで(お父さんお母さんごめんなさい)結婚して姓が変わって嬉しかったんですよね。

子供の名前も「姓との語呂で自然に聞こえる名前」と意識したし、夫婦はどうあれ子供にとっちゃ父親だし…と思って、そのまま旦那さんの姓を名乗っていたんです。

その後再婚して、またまた旦那ぱーと2の姓に変わり、またまた離婚する時なんて「元の姓を名乗るか」と問われても「元ってどれだ?」となってしまい、結局旦那ぱーと2の姓をいまだに名乗っているわけです。

ヤドカリみたい(;^_^A

私のように「元の姓に戻すのが面倒くさくて、かつ名字にこだわりがない」場合はこれで良いのでしょうが、「元々の名字がものすごく変わっていて、その名字を途絶えさせたくない」とか「アイデンティティ」の問題などもあって、姓を変えたくない人もいるでしょう。

選択的夫婦別姓の制度に反対する理由

早稲田大学の棚村政行教授らが全国の60歳未満の成人男女7000人を対象に「選択的夫婦別姓」について意識調査を行ったところ「賛成」の割合が70.6%でした。

「自分は夫婦同姓がよい。他の夫婦も同姓であるべきだ」とする「反対」の回答の割合は14.4%の少数派ということになります。

参照:Nippon.com

反対の理由としては「子供が不便を感じないか」という基準で考えると賛成できない、というものが最も多く、次いで「姓の変更の手続きが面倒」という事が挙げられました。

確かに夫婦が別姓だと子供の姓はどうするのか、という問題はありますよね。

そして銀行やらカードの個人情報やら会社への申告やら、変更しないといけないものはわりとたくさんあって面倒この上ない。

男性はこうした苦労をせずに済んでいるかと思うとちょっと不公平感をおぼえます。

そして「結婚したら同姓になるもの」という少々古めかしい考え方もごく少数ですが見受けられます。

旧姓をそのまま使えるようにすればいいんじゃないの?というもっともな意見もある

これが叶うなら、これが一番いいんじゃないかと思いますね。

「戸籍上の手続きは旦那さんと一緒にしますから、日常生活では旧姓で通させてください」

仮に離婚になったとしても呼ばれ方はずっと同じ。

これってすごくいいんじゃないかとバツ2のあたくしは思います。

周りも「結婚時の名前でうっかり呼んじゃってごめんなさい」みたいな気まずい空気もなくなるし。

日常生活の中で「結婚したんだから姓が変わっていないとまずい」っていう場面はあまりないんじゃないかと。

「結婚したから姓を変えなければならない」というシステムに沿った世の中の運用になってしまっているから、変えないと不便なだけで、旧姓でもいいよという世の中の運用にしてくれれば、別に旦那さんの姓でなくても構わない。

ただ、戸籍上の手続きはしているので、子供は旦那さんの姓になりますが、そこはそれでいいんじゃないかと。自分も戸籍上は旦那さんの姓なわけですしね。

ただ、半分以上の人は「夫婦は同姓が良い」と思っているのも事実です。

少数派の「夫婦別姓派」なのに、岸田さん以外の党首は全員「賛成」の不思議

党首討論会では、岸田さんだけが「議論の必要がある」と慎重な姿勢を見せていましたが、他の党首はみな「賛成」でした。

国民の中でも少数派にとどまる「夫婦別姓派」なのにちょっと不思議な気がします。

ただ、独身時代に自分の名前で数多くの実績を積んできた人や、作品を生み出している人などは、姓が変わってしまうと、それまでの実績が自分のものでなくなるような気がしてしまうようです。

実際にそういった理由で事実婚を選ばざるをえない人もいますから、選択の自由はないよりはあった方が融通がききますね。

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まとめ:選択的夫婦別姓が実現した世の中を見てみたい

日本はずっと長いこと、どちらか一方の姓に統一するという法律でやってきているので、選択的夫婦別姓が実現したら、一時は混乱するとは思いますが、選択的夫婦別姓が実現したらもっとこう「世の中が和やかになる」のではないでしょうか。

選択的夫婦別姓が実現した世の中というのを見てみたい気もします。

ただ、あたくしはバツ2なんで、さすがにもう、姓を選択する未来は訪れないと思いますが(;^_^A


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