はい、皆様こんにちは。「勝手にお悩み相談室」です。今日も、ご本人と関係ないところで、勝手にお悩みを解決したいと思います。ネットでこんな記事を見かけました。
運動が苦手な息子について、妻と考えが合いません。6年生の息子がいますが、運動が全般的に不得意です。
父親の私は運動が得意でしたが、妻はやはり苦手だったようです。この季節毎年マラソン大会がありますが、息子は最下位争いです。
私は、男なのに悔しくないのか？もっと自主的に練習すれば良いんじゃないか？と思うのです。
妻は、人間得意不得意があるんだから、一生懸命走って完走すれば何位だって良いという考え。無理に練習に行ったって、本人に意欲がないなら意味がないと言います。
当の本人は、運動に関して全く闘争心がなく、遅くても気にしていないし、1人でも抜かそうとは思わないようです。
運動が苦手のお子様をお持ちの方は、少しでも良くなるように努力させますか？本人の意欲に合わせていますか？
Yahoo！知恵袋より
。。。なるほど。運動が得意なお悩みさんは「運動が出来る為の努力をしない」息子さんが、ちょっと歯がゆいようですね。
「男なのに」という部分はナンセンスかな？とは思いますが、運動が出来てリレーのヒーローで脚光を浴びてきたという経験がある人は、そうした喜びを自分の子供にも味わわせたいと思うものかもしれません。
性別に関係なく運動の「好き嫌い」ははっきりとある
私は運動が苦手です。そして息子も得意な方ではありません。でも、息子がまだ小さい頃私が再婚した為に、「父」として存在することになった元旦那は野球が大好き（笑）
元旦那の方の連れ子は娘だった為、私の息子は元旦那と野球をやるハメになりました。
息子はそこそこ楽しそうに野球をやっていました。それは、元旦那が息子の所属する少年野球チームの「お父さんコーチ」として息子と一緒に毎週グランドに通っていたからです。
中学生になり、硬式野球のチームに入りましたが、さすがに「お父さんコーチ」では通用せず、息子は1人でグランドに通うようになりました。
そして、1年足らずでそのチームを辞める事になりましたね。息子曰く「実は野球より、子供のころに習っていた体操の方が好きだった」
マジか。。。とーさんが張り切っていたから、言えなかったのか。。。野球も嫌いではなかったようですが、可哀想な事をしました。
お悩みさんの息子さんの場合は、1本筋が通っていて、なかなか頼もしいじゃないですか。
運動好きにさせるには、運動での「成功体験」を積ませることが必要
男の子でも女の子でも運動が好きな子は理由なく好きだし、嫌いな子は嫌いです。
私は4歳の時に習っていた体操教室で、体操は面白いと思っていたのに、その前段の「体力づくり」と称したマラソンについていけず、子供心に
「体操がやりたいのに何で走らなきゃいけないんだろう」
と思っていた記憶があります。記憶のいちばん古いものは、もしかしたらこれかも知れません。
で、結局その「マラソン」が嫌で体操教室も辞めました。
以降、小中学校で毎年開かれていた「持久走大会」には、低学年の頃はそこまで知恵がなく、仕方なく出場し、ビリで終わっていました。
高学年になると「仮病」という知恵がつき、熱を出したり、包帯だけ巻いたり、さまざまに画策をしてマラソン大会を回避してきました（笑）
仮病を使い始める前年は「私も走るの遅いから、一緒にビリでゴールしようね」と言ってくれた友達が、中盤からぐんぐん私を引き離し「女の裏切り」を目の当たりにしました（笑）
「いやもう、絶対走りたくないわ」と思いましたよ～。
運動の得意な人の「上位を取りたい欲」って、なかなかの強欲です(;^_^A
運動の苦手な人は、そういう運動に張り切る人を、どこか冷ややかな目でみていたりします。
あんまり羨ましくもなく…いや、ちょっとは羨ましいかな。
「その分勉強頑張ればいいや」くらいに思っています。
そんな「運動苦手っ子」が運動を楽しいと思い、自主的に練習を始めるくらいになるには
「教室に通わせ、技術を習得させ、かつ習得した技術で褒められる」
という成功体験を積ませるのが手っ取り早いとは思いますが、そんなにうまくはいかないでしょう。息子さんは運動に興味はないようですから(;^_^A
まとめ：好きではない運動なら、やらせても効果なし
小学校高学年になって「好きではない」とはっきりしているものは、なかなか「好き」に転じる事はないでしょう。
たとえビリでも「やり遂げた」事を評価してあげる
のが良いのではないでしょうか。
男の子だからって運動が出来ないといけないわけではないでしょうし。息子さんはお母さんの方に似ている、それだけの事ですよ( ´∀｀ )
球技やスキーなど、親子で楽しめるスポーツを、お休みの日にお悩みさんも一緒にやってみたらどうでしょうか。
思わぬところから「キャッチボールだけは好き」などという芽が出てくるかもしれませんよ？
