私の愛息ちびたのは
数年来、健康診断で
肝臓の数値がやや悪いという
結果が出ています
アルコールはたまにしか
摂取しないのに、です
そして、私の義兄は
肝硬変で亡くなりました
義兄も、アルコールは
そんなに摂取する方では
ありませんでした
肝硬変=アルコール
とは限らないようです
物事の大事な部分を
「肝心」
と言いますが、もとは
「肝腎」
と表記していたそうです
それくらい、肝臓は
大切な臓器なのです
まだ若いちびたのの為に
食事を通じて肝臓の数値を
良くする!と決めたわたくし。
義兄が身をもって
教えてくれた
肝臓の大切さ。
まずは肝臓について
きちんと知らなければ
なりません
今回は肝臓の働きや
数値をよくするために
どのような食事をすれば
よいのか、について
書いてみたいと思います
肝臓のはたらき
大切な肝臓に
長く元気でいてもらう為に
どのような食事を
心がければよいでしょう?
その前に、肝臓の働きに
ついて少し書いてみます
体内の栄養素が利用されやすいように加工・貯蔵する
食事によって
取り込まれた栄養は
そのまま使われるわけでは
ありません
さまざまな栄養は
必要としている部位に
使われやすいように
加工されているのです
この加工をしてくれるのが
肝臓です
肝臓が正常に働かないと
せっかく体に
栄養を摂り入れても
行きわたらない、という
ことなんですね
体に毒になるものを解毒する
アルコールや薬など
体に良くないものを
摂取したとき、
それを解毒して
体内を巡らないよう
頑張っているのが
肝臓です
二日酔い防止で
飲み会の前に飲む為の
ドリンク剤がありますが
あれは、肝臓を
フル回転させて
アルコールを分解させる
ためのドリンクなので
飲み会のたびに
飲むのは
肝臓の気持ちになると
ちょっと辛いかも
しれませんね
肝臓に良い食事法
肝臓の健康を維持するためには、適切な食事法が非常に重要です。肝臓は、体内の解毒、栄養の代謝、エネルギーの貯蔵など、さまざまな重要な機能を担っています。肝臓の数値(AST、ALT、γ-GTPなど)を改善するためには、以下のような食事法が効果的です。
1. バランスの取れた食事
バランスの取れた食事は、肝臓の健康を維持するための基本です。具体的には、以下の栄養素を適切に摂取することが重要です。
- タンパク質: 肝臓の再生と修復に必要な栄養素です。魚、鶏肉、豆類、卵などの良質なタンパク質を適度に摂取しましょう。
- 炭水化物: エネルギー源として重要ですが、過剰な摂取は脂肪肝を引き起こす可能性があります。全粒穀物や野菜、果物から摂取するのが理想的です。
- 脂肪: 健康的な脂肪(オメガ3脂肪酸など)を適度に摂取することが重要です。魚やナッツ、オリーブオイルなどが良い選択です。
- ビタミンとミネラル: 肝臓の機能をサポートするために、ビタミンA、C、E、亜鉛、セレンなどの抗酸化物質を含む食品を摂取しましょう。野菜や果物、ナッツ、全粒穀物が豊富な供給源です。
2. アルコールの制限
アルコールは肝臓に大きな負担をかけ、肝臓の数値を悪化させる主要な原因の一つです。肝臓に問題がある場合や数値が高い場合は、アルコールの摂取を控えるか完全に避けることが推奨されます。
3. 加工食品と砂糖の制限
加工食品や高糖質の食品は、肝臓に悪影響を与える可能性があります。特に、高フルクトースコーンシロップを含む食品や飲料は、脂肪肝の原因となることがあります。新鮮な食材を使った手作りの料理を心がけ、加工食品や砂糖の摂取を控えましょう。
4. 食物繊維の摂取
食物繊維は肝臓の健康をサポートする重要な要素です。特に、可溶性繊維は肝臓の脂肪の蓄積を減少させる効果があります。オートミール、果物(特にリンゴや柑橘類)、野菜、豆類などが良い供給源です。
5. 緑茶の摂取
緑茶にはカテキンという強力な抗酸化物質が含まれており、肝臓の脂肪を減少させ、炎症を抑える効果があります。日常的に緑茶を飲むことで、肝臓の健康をサポートすることができます。
6. 水分摂取
十分な水分摂取は、肝臓の解毒機能をサポートするために重要です。1日2リットル以上の水を飲むことを目標にしましょう。水以外にも、カフェインの少ないハーブティーや無糖の飲料も適しています。
7. 健康的な体重維持
過剰な体重は脂肪肝や肝炎のリスクを高めます。健康的な体重を維持するために、適度な運動とバランスの取れた食事を心がけましょう。特に、腹部の脂肪を減らすことが重要です。
8. 低脂肪食の実践
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を含む食品(揚げ物、加工肉、ファーストフードなど)は、肝臓に負担をかける可能性があります。これらの食品を避け、オリーブオイルやアボカドなどの健康的な脂肪を摂取することが推奨されます。
9. 適切なサプリメントの利用
必要に応じて、ビタミンE、ビタミンD、オメガ3脂肪酸などのサプリメントを摂取することも考えられます。ただし、サプリメントの使用は医師と相談の上で行うことが重要です。
10. ストレス管理
ストレスは肝臓の機能に悪影響を及ぼすことがあります。ヨガや瞑想、深呼吸などのリラクゼーション法を取り入れ、ストレスを効果的に管理することが大切です。
これらの食事法を実践することで、肝臓の数値を改善し、全体的な肝臓の健康を向上させることができます。食事だけでなく、生活習慣全般を見直し、健康的なライフスタイルを維持することが重要です。
まとめ:肝腎かなめの肝臓を守るにはたくさんの注意が必要
肝臓の状態をよく保つには
たくさんの注意が必要です
しかし、肝臓が悪くなる
くらいなら、これくらいの
注意など大変なことでは
ないのかもしれません
肝臓を大切に
毎日を、過ごしましょう