我が家は息子と私の二人暮らしです。息子の言うことも私の言うことも同じように聞きますが、ワンコ達は私をボスだと認識しているようです。
ではなぜ、私がボスだと思うのでしょう。
息子と私は同じようにワンコ達に餌をやり顔を拭いてやり遊んであげます。
二人ともほぼ同じ割合でワンコに接しています。
違いがあるとすれば私が息子に注意する事が多いくらいです。
ですが逆に息子が私に注意することもあるので、ワンコたちはそれも見ています。
ワンコ達はなぜ私がボスだと思うのでしょう。
我が家の場合、いくつか要素はありますが、どうやら決め手は「お散歩」にあるようです。
そんなわけで今回は「犬がリーダーと認める行動」について調べてみました。
犬は「より快適に過ごさせてくれる方」をボスと認める
私は一応子育ての経験者なので、ワンコの表情やしぐさから「ワンコが求めているものが分かる」というアドバンテージがあります。
一方、息子はまめにお世話はしてくれますが「ワンコが求めている事が察知できない」ことがあります。(まめにお世話をしてくれてるのにごめんね息子^^;)
トイレの掃除
わんこ達がトイレやマットにうんちやおしっこをした時、私はその都度シートを替えます。
一方息子は、数回分のおしっこを溜めて、シートを交換する時はトイレそのものも洗います。
下の子はまだ5ヶ月でおしっこが頻繁なので、ごく少量のおしっこの場合は正直取り替えるのが面倒くさい、というのが理由にあります。
少ししかおしっこをしていないのに、シートを取り替えるのはもったいないというのもあります,
ですが、犬はもともと綺麗好きなので
「たとえ少量でもおしっこをした時にはシートを取り替えてほしい!」
というのが心の声ではないか、と私は考えています。
おしっこの匂いはわりと強烈です。少ししかしていなくても、近くで匂いを嗅ぐと顔をしかめたくなるような強烈さがあります。
マーキングに使うぐらいですから、犬にとっておしっこの匂いはより強い方が良いのでしょう。
こまめにシートを替えた方が、犬は嬉しいのだということが分かります。
ここで、母がボスへ一歩リードしました(笑)
ご飯のあげ方
息子も私も、同じ量のご飯をワンコ達にあげています。
違いは「あげ方」にあります。
我が家ではパウチの柔らかいご飯と固形のご飯を混ぜてあげています。
息子は、パウチのご飯の上に固形のご飯をふりかける形であげます。
一方私は、パウチのご飯と固形のご飯をスプーンでよく混ぜて均一にならしてからあげます。
我が家のワンコ達は食欲旺盛で、ご飯をあげると3分程度で平らげてしまうのですが、息子がご飯をあげると固形の粒が少し残る事があります。
「お腹がいっぱいだから」ではなく「食べづらい」のだと思います。よく混ぜ、からめてあればワンコたちも食べやすいというものです。
このひと手間で、母はまたボスに一歩近づきました(笑)
室内での遊び
下の子が5ヶ月になって、ワンコ同士で遊ぶ時間がだいぶ増えました。
とはいっても上の子は、ボールをくわえてきて私の前にポトンと落とし「遊んでくれ」というアピールをすることがあります。
私はそのアピールをされるとほぼその要求に答え、ボールを投げてあげます。
するとそのボールを二匹で追いかけ、しばらく2匹でじゃれあっています。
息子はボールをポトンと落とされても、スマホやゲームをしている時はちっとも相手をしません(笑)
あまりにも「犬ファースト」になると犬が自分をボスだと勘違いするので、全ての要求に答える必要はないと思います。
ですがワンコ側も遠くでボールをポトンポトンと落としたり「さりげなくアピールはするけれども我慢をしている時間」もあります。
そうやって様子を見てから息子の前にボールを持ってきて目の前でポトンと落とすのです。なんて賢いのでしょう。親ばかです(笑)
ですから目の前でボールを落とした時は「本当に遊んで欲しい時」なのでしょう。
「本当に遊んで欲しい時に応えられるかどうか」がボスの分かれ道かもしれません。
お散歩
息子と私ではっきり違いがあるのは「お散歩に連れて行く頻度」です。
上のワンコは外でうんちやおしっこをするようにしつけています。
下の子はお散歩デビューをしたばかりなので、まだまだ家でうんちやおしっこをしますが、上の子はほとんど外でしかしないので
「お散歩に連れて行ってくれるかどうか」
が、トイレの事も含めたボス選びの条件になっていることでしょう。
ここで私はぐっと上の子のハートを掴んでいます(笑)
上の子は先住犬なので「上の子のハートを掴む」という事は「下の子のハートも掴んだ」ということになります。
こうして母が名実ともに我が家のボスになりました(笑)
2匹一緒に散歩させる時は「だっこひも」が活躍!
下の子はお散歩デビューをしたばかりですが、上の子を見習って、外ではわりとスタスタ歩くので助かっています。
上の子を初めて外に出した時は、いきなりの外に訳が分からず、数日間全く歩いてくれませんでした。
お散歩そのものに苦労はしないのですが、問題は「外までの移動」です。
我が家はマンションなので、共有スペースにうんちやおしっこをしたら大変!そこで2匹とも抱っこする必要があるのですが、上の子は3.7キロあるので小脇に抱えるには少々重たいのです。
下の子は1.4キロですが、まだ小さいので腕から落ちそうで危なすぎる!
そこで早速「抱っこひも」を買ってみました。画像はMサイズです。
上の子はぎりぎり入ります。暴れたりしたら飛び出てしまうかも。下の子にはちょうどよく、すっぽり収まって顔がきちんと出る感じです。
横のポケットには家の鍵やうんちを取るビニールなどが入れられて便利。首輪をひっかける金具がついていて、飛び出し防止になっています。
2度使いましたが、この抱っこひもがあれば、1人で2匹外に連れ出せそうです。
まとめ:犬がリーダーに対する態度は「快適さ」が決め手!
ワンコ達は守られなければ生きていけません。すべての要求に応えるのは甘やかしに繋がりますが「ここぞ」という時にピンポイントで応えてあげれば信頼に繋がります。
ワンコ達の「ここぞ」が分かるように、日頃からワンコ達をよく観察しましょう。