【人間関係が辛くて辞めたい】辞める前のチェック4つ

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はい、皆様こんにちは。「勝手にお悩み相談室」です。今日も、ご本人と関係ないところで、勝手にお悩みを解決したいと思います。

ネットでこんな記事を見かけました。

仕事が辛い辞めたい

人間関係が辛いです。

入社して半年が経ちました。

研修のため午後から私は不在になりました。そして次の日出勤すると、昨日上司が私のことを

「あいつはたまにおかしいことをする、あまり頼らないほうが良い」みたいなことを言っていたとこそこそ話が聞こえました。

それが私のことかははっきり聞こえませんでしたが、多分私のことです。会社は少人数で、歳上しかいないです。

入社しても君は真面目だ、緊張しいだなと決めつけから入りました。なので、今は浮いてるとおもいます。

なのでこそこそ話を聞いた時はもう仕事を辞めたくて仕方ありませんでした。

何度か転職している身、耐えなければなりませんか?

Yahoo!知恵袋より

。。。なるほど。なかなかお辛い状況ですね。

「アットホーム」を売りにしている小さい会社ほど、こうした事が起こります。

訴えたくとも労働組合が存在しないような会社にありがちな事例です。

派遣やアルバイトを含めるとかなりの数の会社を見てきた私の考えをお話してみます。

少しでもお役に立てば嬉しいです。

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仕事を辞める前の「セルフチェック」~辞めたい原因はどこにあるのか~

多かれ少なかれ、人間関係の生じるところには必ず「人間関係の悩み」が存在します。

「人間関係に全く問題なし。毎日うはうは楽しくて仕方がない」

という人はものすごく表面的な関わり方をしているのでしょう。

「人間関係の良いとこ取り」なんですね。

「その人のいい所だけを見るようにする」というと聞こえはいいですが、要するに「悪い所には関わらない」という事です。

人間関係の真剣勝負なら、清濁併せ吞む覚悟がないと出来ませんから。

でも、職場程度の関わりなら表面的で充分です。

周りの人間がどんなにプライベートでとんでもなくても、仕事さえきちんとしてくれれば自分は無関係ですからね。

入社半年でその「表面的人間関係」すら辛いなら、辞める事を選択肢に入れて良いかも知れません。

ただ、辞める前に自分の心をチェックしてみましょう。

今の会社になぜ就職したのかを、もう一度思い出してみる

お悩みさんは、何度か転職をされている、との事ですが、今の会社に決めたのは、なぜなのでしょう?

小さな会社で平均年齢も高い。キャリアアップを狙った転職ではなさそうですね。

「何度か転職を重ねている」との事ですが、今まで辞めた理由も、もしかしたら「人間関係」なのではありませんか?

キャリアアップを狙い、計画的に仕事を辞めるのであればそれは道の途中なので良いのでしょうが、さまざまな事から逃げてリセットする辞め方だと「辞め癖」「リセット癖」がつきます。

私など、結婚の2倍エネルギーを使うと言われる「離婚」も2回して、すっかり「人生のリセット癖」がついてしまいました。

離婚ですら、2回目のハードルは1回目よりずっと低かったように思います。仕事でなくてもこれです(笑)

なので、仕事も辞め慣れてしまうと、少し嫌な事があった時にすぐに「辞める」事が選択肢に入ってしまうようになります。

こういう辞め方は次のステップのプラスになりません。

転職で会社を決めると、初めての会社に就職したような高揚感は、あまりないと思います。

更に、キャリアアップではない転職を重ねた末に決めた会社だと

「今度の会社は、どれくらいもつだろう…?」

と自分でもはなから期待してない、という事もあるでしょう。

一度「そもそも、なんでこの会社に入ったんだっけ?」と思い返してみましょう。

本当に目指すものがあって決めた会社でしたか?

「すんなり決まりそうだから」というような消極的な理由で決めてはいなかったですか?

入社の理由だけでも「会社の賞味期限」は大きく変わってきます。

自分が「いろいろと陰で言われやすいタイプ」なのではないか?

「いじられキャラ」のように、周りからいろいろと突っ込まれやすいタイプっていますよね。

そういう人って

「いじっても噛みつかれない」

と勝手にタカをくくられているのです。

お悩みさんは「陰口をたたかれている」と知った時に、小さくなってしまうタイプなのでは?と推測します。

陰口に反応しているかのように萎縮しているのが分かると、周りは面白くなってもっと観察するし、ネタを探してもっと陰口を言いたくなるものです。

まず背筋だけでもまっすぐ伸ばし

「やられたらやり返す準備ありますから」

というフリだけでも試してみる価値はあるかも知れません。

陰口は「思い込み」なのではないか?

陰口は「多分、私の事です」とお悩みさんは言っていますが、確たる証拠もない事を悪く考えるのは、とてももったいないです。

確定していないなら「多分、違う人の事だろう」と思っておいた方がいいじゃないですか。

「多分、私の事だ」と思って「そういえば、あんな事も言われたし」「こんな事も言われたし」と「負のパズル」にあてはめて完成させるなんて無意味ですよ。

1つ1つは全く関連性のない事かも知れないのに。

好んで取り越し苦労をする必要はないです。大丈夫、お悩みさんはそんなに注目を集めていませんよ(笑)

「オレ、自意識過剰か~!」という事にして、気にしないのが一番。

陰口を言われた事よりも

「あいつはたまにおかしいことをする、あまり頼らないほうが良い」

と言ったという上司の方が問題です。

陰口軍団は、単にそれを話題にしただけですから。

お悩みさんのターゲットは陰口軍団ではなく、上司ですよ。

反撃の余地はないか?

さて、問題は陰口をたたかれた事自体ではなく、上司の言動という事がわかりました。

私の職場にも1人「機嫌が悪いと無視する」という人がいます。

「無視」が私を嫌いな事からの意識的なものか、集中しているがゆえに呼びかけが聞こえないのか、定かではありません。

まぁ、嫌いなんだろうな、とは内心思ってますけど。

これも悪く見れば

「他の人には機嫌が悪いながらも返事をするのに、私だけにしないのではないか」

「私が嫌われているのではないか」

と、いくらでもつじつま合わせが出来ます。

私は確たる証拠がないのに、そう決めつけるのは無駄に気分が悪いので、機嫌が悪そうなその人に話さなくてはならない時は、周り中に聞こえるような大声で話しかける事にしています。

もし返事をしなかったら、その人が「悪者」になるわけです。周りには聞こえているわけですから。「聞こえなかった~」という嘘を許さないくらいの大声で話しかけます。

仕事ですから、私を好きか嫌いかは関係なく、問いに答えてもらえば用事は済むので(笑)

実際、返事までに時間がかかると周りがその人を見つめていて、それで返事をするという事があります。

なので

「あ、このおばさん耳が遠いんだわ、かわいそうに」

と勝手に解釈して、自分の中で解決しました。

お悩みさんも上司の前で、普通に何かの作業をこなし、大声で

「あれ?これって何かおかしいですかねー!あまり頼られない方がいいんですかねー!」

と大声で試すことが出来れば、その時の上司の反応で、真偽が判明すると思いますが(笑)

でもね、じーさんの上司って、すぐに自分の言った事を忘れますよ。

都合の良い時だけボケたフリするものです。

小さい会社で好き勝手に振る舞える上司ほど、そんなもんです。

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まとめ:人間関係は本当に辛い状況なのか、セルフチェックをしっかりしよう

精神を病むほど頑張る必要はないんですけど、お悩みさんの場合は転職を重ね「辞める」事に関してとてもフットワークが軽くなっていると思われます。

だから、精神を病むほどその会社に居続ける、という心配はないでしょう。

陰口を言われた程度でその会社を辞めるのはもったいないし、その理由で辞めていたのでは、会社勤め自体が難しいです。

「たまにおかしい事をする」「あまり頼らない方が良い」に心当たりはありませんか?

仕事が出来すぎて嫉妬されている場合を除き、人格的な事ではなく仕事の内容に対する指摘なら、言われ方はともかく「そうかも知れない」と一度吞んでみることも大切です。

そして同じ指摘をされないように修正していくのが成長です。

誰にも何も言われたくないなら、自分で起業し、1人で仕事をするのが良いでしょう。

今はいろいろな働き方がありますから。

お悩みさんは、これまで人から何か指摘をされたり、悪く言われたりした事があまりないのかも知れませんね。

もしかしたら学生の時もアルバイトなどはしていなかったのでしょうか。

仕事をしていると、褒められることの方が少ないです。「出来て当たり前」ですから。

お悩みさんの悩みを読んでいる多くの人は「それほど深刻な事か??」と思っているのではないでしょうか。

お悩みさんのような状況、会社のその辺にゴロゴロありますよ(笑)

「自分の気持ちを切り替える」という訓練も、社会人には必要です。

期限を決めてもう少し、頑張ってみてはいかがですか?

辞めるのは、それからでも遅くないですよ。


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