あさりの砂抜きは短時間で出来る!【レシピつき】

スポンサーリンク

潮干狩りや味噌汁の具として、私達にとてもなじみ深い「あさり」

「あさりちゃん」という漫画まで出版されて、

子供から大人まで嫌いな人はあまりいないのではないでしょうか。

今回はこの「あさり」についていろいろと調べてみました。

最後にレシピもついてますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!

スポンサーリンク

あさりの特徴と相性の良い食材

様々な料理で活躍するあさりですが、そもそもあさりって詳しいことを知らないですよね。

あさりは二枚貝の一種で、世界中に生息しています

日本も古くから食されていた文献も残っていて、貝塚からも多く出土しています。

良質な出汁やうま味成分が出るので味噌汁、スープなどに使われますが、

他の食材との相性を考えて使うことで調理の幅が広がります。

また下処理の「砂抜き」も方法は簡単で

海水と同じ塩分濃度の水(200mlの水に小さじ1の塩)

に殻ごとあさりを入れて放置したり、

50℃くらいのお湯につけることで簡単に短時間で砂抜きができます。

他にも栄養素が豊富で、特に鉄分の含有量は数ある食材の中でもトップクラス。

レバーが苦手な人には嬉しい食材なんですよ。

鉄分を多く摂取できる相性のいい食材

鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄が存在していて、あさりには非ヘム鉄が多く含まれています。

ヘム鉄は吸収率が非ヘム鉄に比べて数倍高いですが、

実は非ヘム鉄はビタミンCと相性が良く、

非ヘム鉄を吸収しやすい形に変える作用があります。

ビタミンCといえばやはり

「レモン」

が頭に浮かぶ人も多いと思います。

あさりの酒蒸しの仕上げにサッとレモンを絞ることで爽やかな口あたりになり、

鉄分も吸収しやすくなるのでオススメの調理法です。

他にも緑黄色野菜、特に

トマト」「ピーマン

などは鉄分も多く含んでいるのであさりとダブルで効率よく摂取することができます。

貧血気味の人に効果的な食材ですので上手く他と掛け合わせて予防しましょう。

あさりのうま味成分の正体は「コハク酸」

「コハク酸」という言葉を目にする機会も増えてきたのではないのでしょうか。

コハク酸とはあさりに多く含まれるうま味成分です。

このコハク酸は

ガンの増殖抑制効果

肌荒れの予防・改善

脂肪の燃焼効果

など様々な効果が期待できます。

人間が感じる「美味しい」は

単調な味というより複雑に絡み合う、何層にもなる味

が多いと思います。

ではこのコハク酸はどうでしょうか。

実はこのコハク酸はうま味の相乗効果が

「無い」

ことで有名なのです。

え、それじゃあダメじゃ…と思われた人もいるかと思いますが大丈夫です。

他の食材と上手く合わせることで、厚みのある味を創り出せるのです。

キムチ鍋にあさりを入れるだけで

グルタミン酸、イノシン酸、コハク酸

と3つのうま味が出せるのでオススメですよ。

あさりは海の幸だけあってカルシウムも豊富

体を丈夫に保つ上で欠かせないミネラルがカルシウムです。

あさりにはカルシウムが豊富に含まれていて、骨粗しょう症の予防などに効果的です。

また組み合わせによってその効果を倍増することができます。

カルシウムが多く含まれている食材の代表といえば乳製品ですよね。

実はあさり×乳製品の調理法は数多く存在していて、

あさりバター、クラムチャウダー、あさりのドリア

など子供から大人まで人気のある料理が沢山あります。

またタンパク質にはカルシウムの吸収を助ける効果があるので乳製品以外にも

卵や鶏肉、豚肉などと一緒に食べることで更なる効果が期待できます。

体に良いからといってあさりを食べ過ぎると…

あさりは体にとって嬉しい栄養成分が豊富で、

さらにあさりの含有量なら食べ過ぎてもほとんどデメリットは無いと考えられている

非常に優秀な食材です。

しかし唯一注意しなければならないのが「塩分」です。

人間は日々色々な食品から食塩(塩化ナトリウム)を摂取しています。

1日中あさりだけを食べるなら塩分過多を気にしなくても大丈夫かもしれませんが、

そういう訳にも行きません。

あさりの可食部100gに含まれる食塩相当量は2.2gなので

健康のためにも気を付けたいですね。

食塩は摂取し過ぎると

むくみや高血圧

などの病気を引き起こすリスクが高くなり、

近年は胃がんの原因として塩分の摂りすぎが挙げられるほどです。

元々海でとれる食材なので塩分が含まれているのは仕方がない気もしますが、

調理する際は塩の量を減らすなど少しの工夫で美味しく体にもいい使い方ができるでしょう!

まとめ:あさりと相性のよい食材を乳製品を使って調理すれば無敵!

塩分さえ気をつければ、あさりはとても体に良い食材だという事がわかりました。

クラムチャウダーなどは、とても理にかなったメニューだったんですね。

健康のために、ぜひあさりを積極的に食べましょう!

あさり活用レシピ①ボンゴレビアンコ

あさりといえばのコレ!たっぷりのニンニクでスタミナもついて大満足のパスタです!

【基本の分量】

  • あさり  200g
  • ニンニク  4片
  • 鷹の爪  2本
  • オリーブオイル  大さじ2
  • 白ワイン  200ml
  • パセリ  適量
  • 白だし  30ml
  • 水  40ml
  • ゆで汁  80ml
  • 塩  適量
  • ブラックペッパー  適量
  • パスタ  2束

①あさりの砂抜き処理をしておく。ニンニクとパセリをみじん切りにする(パセリは乾燥でもOK)

②フライパンにオリーブオイルをしいてニンニクを炒める、その後鷹の爪も入れ香りが出るまで炒める

③フライパンにあさりと白ワインを入れ強火で酒蒸しにする

④あさりがパカッと開いたら白だし、水、ゆで汁を入れ塩とブラックペッパーで味を調節してしあげにパセリを散らす

⑤パスタを入れ軽くなじませて盛り付けたら完成!!

あさり活用レシピ②クラムチャウダー

本格的な味で間違いない美味しさです!

【基本の分量】

  • あさり殻付き  200g
  • 白ワイン  40ml
  • ベーコン  40g
  • 玉ねぎ  1/4個
  • ジャガイモ  1/4個
  • ニンジン  1/4個
  • 小麦粉  大さじ1
  • バター  4g
  • コンソメ 1個
  • 塩コショウ  適量
  • 水  80ml
  • 牛乳  100ml
  • パルメザンチーズ  お好み

①あさりは砂抜き処理をしておく(水煮缶で代用OK)

②野菜とベーコンを角切りにする

③あさりと白ワインを中火で殻が開くまで酒蒸しにする

④別のフライパンにバターをひき、ベーコンを炒める。野菜も加えて玉ねぎに火が通るまで炒める

⑤火を止め小麦粉を入れ、具材と馴染むまで混ぜる

⑥コンソメと水、塩コショウと先ほどのあさりの煮汁を加える。弱火で野菜が柔らかくなるまで煮る

⑦牛乳、お好みでチーズも加え、弱火で温める

⑧盛り付けてパセリを散らせば完成!!


ワーキングマザーランキング

にほんブログ村 その他日記ブログ シングルマザー日記へ
にほんブログ村