10数年、仕事で苦楽を共にしている親友と平日に休みを合わせて九段下でランチをしました。
平日の日中と言えば仕事で忙殺されているのが常なので「平日昼間の世の中は、こんなにのんびりしているんだなぁ」というのが、そもそも新鮮(笑)
せっかく時間もあるし、なんたってお天気☀
九段下から散歩をすることにしました。
九段下付近は、少し歩くだけで竹橋や神保町などの駅に着くことが出来るので、気軽に散歩が出来ます。
武道館もあるし、千代田区役所などは単なる区役所の枠を越えた素晴らしい建物です。
仲良しの友達とあれこれ話しながら(結局会社の悪口…)道路標識を目安に飯田橋の方面にへ歩いてみました。
ものの15分ほどで「飯田橋一丁目」の交差点に到着。目指すところの地名が交差点にあると何だかほっとするものです。
突如あらわれた「東京大神宮」へのご案内→
飯田橋一丁目の交差点を飯田橋方面に歩いていくと突如「東京大神宮→」という案内の看板が現われました。
「…?こんなのあったんだ…知らなかったね」というのがその時の友達と私の気持ちです。
正月前にテレビで宣伝するわけでもなければ、電車の車内広告でも見たことがない。
お賽銭いらないのかな。何て奥ゆかしいんでしょう。「大神宮」なのに控えめで、好感度アップです。
御朱印好きの息子を持つ私としては、次回は息子と行きたいな~というのもあり友達と「東京大神宮」へ行ってみることにしました。(参考:40歳から始める「ジクサイズ」のすすめ)
大神宮は「大きな神宮」という意味ではなく皇室との縁の深さを表している
ここで「大神宮ってなに?」「神宮とどう違うの?」という疑問が生まれたので調べてみると「大神宮」は「皇室や歴代の天皇と特に関係が深い神宮」という事らしいです。
全国に24社しかないそうなのですが、なんと「東京大神宮」はこの24社の中には入っていません。
「大神宮」って名前なのに何で??
東京大神宮はもともと伊勢神宮の東京支部連絡機関であった
東京大神宮の起源は伊勢神宮の事務機関である神宮司庁と東京の教部省との連絡のために、有楽町の大隈重信邸の跡地に建てられた建物です。
最初から神社というわけではなかったので、現在の名前は「大神宮」でも、大神宮の仲間には入れないのですね。なんだか不憫です……
ちなみに大神宮24社の中でも、伊勢神宮は別格の扱いだそうです。
「ハローキティの御朱印帳」で神社めぐりも楽しさアップ!
神社やお寺などのパワースポットめぐりは、女性の間でひそかに流行しているようですね。
そんな「御朱印ガール」のために、ハローキティからかわいい御朱印帳が出ているのをみつけました!
神社で売っている御朱印帳を買うのもいいけれど、ハローキティで御朱印帳を揃えれば、統一感があってお部屋に並べてもゴキゲンになること間違いなし!
見た目は可愛らしいですが、伝統工芸の「越前和紙」を使ったぜいたくな作りになっています。
中の白い和紙の部分には、なんとキティちゃんの透かしが!かわいい~♥
外になかなか出づらい生活が続いて、何となく外に出るのがおっくうになってしまったあなた。
こんなに可愛らしい御朱印帳を片手に持ち、神社を回れば御朱印もたまるし、たくさん歩いて健康的だし、パワースポットのパワーももらえる!
まさに一石「三」鳥の御朱印帳シリーズです。
いよいよ東京大神宮に足を踏み入れる
こちらが東京大神宮の入口です。神社の大きさで「大神宮」というわけではない、と分かっていても小ぢんまり感は否めません。
が、やはり風格はありますね。明るい日差しの中の神社というのは心が洗われるような気持ちになります。
入るとすぐ手水舎がある
神社に足を踏み入れるとすぐ右側に手水舎(ちょうずや)があります。
友達はしっかり手を洗い、口をすすいでいましたが、私は「とはいってもここは東京だから、この水はきっとただの水道水だよね」と言った後、自分の言葉で冷めてしまい(笑)手を洗うにとどめました。
手水舎から境内までは50メートルほど
小ぢんまりの割に参拝者は多い印象です。
友達と二人並んでお賽銭をいれ、私はその直前まで友達と話していた話題の流れで「お金!お金欲しい!」と真剣に、心から、お願いをしました。お賽銭は通常の2倍の10円。さてさて叶うのでしょうか( ´∀` )
神社でお米を育てていた
秋の豊穣を祝う行事にでも使うのでしょうか。樽に入った稲穂はなんだか可愛らしいですね。
すくすく育ってほしいものです。
神社の横には結婚式場がある
神社の真横に結婚式場がありました。これは良い趣向ですね。実際結婚式を挙げている所を見てみたいものです。
せっかくなので中に入ってみました。
結婚式場の中は「和」の落ち着いたムード
神社の真横ですからね。神式一択でしょう。落ち着いた雰囲気の素敵な式場でした。
息子もこんな素敵なところでいつか挙式できたら、母冥利に尽きますねぇ。
神社の出口に「神社検定」のチラシが貼ってあった
神社検定というものがあるんですね。日本には実にさまざまな「検定」がありますが、神社検定とは「神道文化検定」が正式名称のようです。
初級・3級・2級・1級があり、神道文化への理解を深めることが検定の目的とのこと。
まとめ:東京大神宮へのアクセス
今回友達と私は九段下から歩いて行きましたが、実は飯田橋駅A5出口から徒歩3分の場所にある神社でした。
- 住所:千代田区富士見2-4-1
- 営業時間:6:00~19:00
近くに行かれた際にはぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。