11月、宮城への一泊旅行。
本当は最初「岩手・青森・山形」を一泊で回るという、実情を知ると全くとんでもない旅を計画していました。
ワンコ連れのため、ワンコOKのペンションに予約をしたところ
「どういう計画で回るんですか?」
と何気なく聞かれ、当初の予定を意気揚々と告げたところあっさりと
「あ、そりゃ~無理ですね。ご存知と思いますが、岩手だけで四国全部入っちゃう広さなんですよ。
それで紅葉ももうこちらでは終わりの時期でしてね、雪なんか降る時もありまして。」
と言われびっくり。
恥ずかしながら、存じ上げませんでしたよ…四国まるごと入る岩手県なんて。
商売っ気のないペンションさんに感謝感謝。
で、計画を練り直す事にしました。
この時期なんでやっぱり紅葉は見たいし、息子は和食の料理人だからおいしい魚も食べたいし…
という事で、岩手から下がって「宮城」に決定。
待ってろ宮城、すぐ行くぞ~!!
というわけで、下調べも兼ねて今回は「宮城・松島」について書きたいと思います。
日本三景のひとつ「松島」って宮城のどこにあるの?
日本でウン10年も暮らしてきているのに、詳しい事は全く知らない「松島」ですが、
住所で言うと「宮城県宮城郡松島町松島」だそうです。
「宮城・宮城・松島・松島」と覚えれば完璧です。
地図で言うと仙台の近くにあるんですね。
東京方面から行くと宮城に入ってわりとすぐに見えます、地図で言うと(笑)
実際に行ってみるとめちゃくちゃ遠かった!地図ではすぐなのに( ノД`)
という事もありますから、ご注意ください。
宮城松島:車でのアクセスは東京から5時間
今回は車で行くので車でのアクセスを調べると
〇東京→東北自動車道で4時間30分で仙台南インタ-
〇仙台南インタ-からそのまま接続されている仙台南部道路に入り30分「松島海岸インタ-」で降りる
約5時間かかるんですね。高速代もかかるんですね。
そこで我が家は「深夜移動」というワイルドな方法を選択しました。
ETC車は休日割引や深夜割引が適用されます。
深夜なら渋滞もないしスイスイで料金も安いなら言う事なし。
ただひとつ、松島につく頃には相当な疲労だろうという懸念はあります…
ですが、安上がりに越したことはありません。
宮城松島:高速代は約1万。常磐道を使った方が安い!
休日割引は最大30%割引。
割引条件が重なる場合はより割引率の高い方を機械が採用してくれるみたいなので、
どちらをとっても30%割引。
これは大きいですよ。
松島へのアクセスは東北道で説明されていましたが、
料金表をみると、常磐道を使った方が安いみたいです。
我が家は常磐道利用に決定です。
「松島四大観」と周辺のグルメスポット
さて、お待ちかねの松島ですが、言わずと知れた「日本三景」のひとつです。
「松島や ああ松島や 松島や」は松尾芭蕉の句として広く知れ渡っていますが、
これ実は芭蕉の句ではないのだそうで。
相模の田原坊という人(誰?)が詠んだ
「松島や さて松島や 松島や」
という句が「松島図誌」に収められており、
松尾芭蕉の旅の時期と重なっている為、混同してしまったのではないかという話。
という事は、松尾芭蕉は松島でなーんも詠んでない、という事なのでしょうか(;^_^A
ま、詠んだとしても「松島や松島や」ですけれども…
言葉に出来ないほどの絶景、という事かも知れませんね。
松島四大観:「上から見るか?船上から見るか?」
何だか
「打ち上げ花火 下から見るか?横から見るか?」
みたいなテイストでしたが、松島は360℃ビューなので、
東西南北どこから見ても、その方角なりのすばらしい景色が堪能できる、
という意味で
松島四大観(まつしましだいかん)が使われます。
そもそも「松島」は約260の島々の集合体なのです。
大きな島がどーんとあるのかと思っていましたが、違うんですね。
西側「多門山」は訪れる人も比較的少なく、穴場みたいです。
パノラマビューを楽しみたい人は東側からの眺めが良いでしょう。
この四大観にはそれぞれ名称があり、
東側からの眺めを「壮観」
西からの眺めを「偉観」
南からの眺めを「麗観」
北からの眺めを「幽観」というのだそうです。
この名称で何となく眺めのイメージが出来ますね。
松島グルメと言えば、松島港の海鮮で決まり!
何でしょう、このど迫力の海鮮丼は!美味しそうすぎるではないですか!
松島ではこのレベルの海鮮丼がたくさんあります。
松島港近くでは、朝から食堂でこのような海鮮丼にお目にかかれます。
我が家もせっかくの深夜移動なので、
朝松島港近くで仮眠をとり、営業開始とともに海鮮丼を食べる予定にしています。
今からとても楽しみです。
参考:松島の絶品海鮮丼が有名な人気店BEST13!(TraveRoomより)
宮城に行くから牛タンだって食べたい!
そして、宮城のソウルフード、牛タンも外せませんね。
仙台周辺にはチェーン店や個人店で100店舗近くの牛タン屋さんがあるそうです。
どこで食べようか、ぜいたくな迷いです。
ワンコには「蔵王酪農センター」
「蔵王酪農センター」は、ワンコも入場OKでのびのびと遊ばせられるようです。
チーズが有名な牧場とのこと。
この景色は是非青空の下で堪能したいですね。
まとめ:宮城では景色と食べ物でお腹も心もいっぱい!
いかがでしたか?宮城にはワクワクすることがたくさんありそうですね。
機会があったら是非行ってみてはいかがでしょうか。