皆さんこんにちは。今回は、tanokunの息子「ミスターT」が執筆致します。
私がヒマというわけではないのですが、母が最近多忙なもので(笑)よろしくお付き合いください!
ところで、世界に「国」はいくつあるか知っていますか?
正解は196ヶ国です。オリンピックの入場行進の際に、何度となく言われていましたね。
現在、日本が国として承認している国は195ヶ国あり、ここに日本を加えて196ヶ国です。これだけ国があると文化も歴史もさまざまです。
196ヶ国が、それぞれの歴史を刻んでいるんですねぇ。聞いた事のない名前の国もあることでしょう。
ところで、各国の文化を象徴するものとして「民族衣装」がありますよね。
日本でいえば「着物」他の国で有名な民族衣装と言えば韓国の「チマチョゴリ」ベトナムの「アオザイ」中国の「チャイナドレス」などは、一度は目にした事があるのではないでしょうか。「国の数だけ民族衣装はある」わけです。
そこで、今回は「毎日のおしゃれにも活かせる可愛らしい民族衣装」を、国の紹介と共にお伝えしようと思います!
ポーランド(ウォヴィッチ)
ポーランドは中央ヨーロッパに位置する東欧諸国の共和国です。
首都はワルシャワで、日本からだと飛行機で11時間ほどかかります。
負の世界遺産として有名な
「アウシュヴィッツ強制収容所」
があることでも知られています。
暗い歴史の側面を持つ国ですが、近年は物価が安く治安もいいということで、世界中から観光客が訪れています。
そんなポーランドは地方によって色々な民族衣装があり、どれも見た目が華やかで可愛いことで有名です。
そんな中でも特に可愛いと言われているのが
「ウォヴィッチ地方の民族衣装」です。
「パキス」と呼ばれる鮮やかなストライプ柄のスカートと、そこに施されたバラの刺繡が特徴的です。
ウォヴィッチの一大行事である聖体祭では街中の女性が華やかな民族衣装に身を包み、お祝いをします。
リトアニア(マルシュキニアイ)
リトアニアはヨーロッパにある「エストニア・ラトビア・リトアニア」いわゆる「バルト三国」の中でも最南端に位置する国です。
首都はヴィリニュスで、旧市街地は世界遺産に登録されています。
中世の街並みをそのまま残したこの場所は一度は見てみたい光景です。
また「カウナス地方」は第二次世界大戦時に、元日本国駐リトアニア領事の「杉原千畝」がユダヤ人難民に「命のビザ」を発行した場所として有名で記念館もあります。
また治安はヨーロッパ諸国の中でも特に良く、初めての1人旅に旅行会社がオススメする国なんだそうです。
そんなリトアニアの民族衣装は
「シャツにベスト、ロングスカートにエプロン」
を着用したものが特徴的です。
また記念日には髪を三つ編みにして、頭には低い帽子を被ったり、花冠を付けたりするのが伝統です。
フィンランド(コルト)
「サンタクロース」が住んでいることで知られているフィンランドは北ヨーロッパに位置する国です。
首都はヘルシンキで、国連が行った122ヶ国を対象にした水質調査では世界第一位に輝いたほど水のきれいな土地です。
また国土の86%を森が占めるほど豊かなのも特徴です。
他にもフィンランドでは社会福祉システムが充実していることもあり「お金持ち」と「貧困」の両極の人はほとんどなく、全員の生活レベルが真ん中に寄っています。
そのため日本で重要視される「学歴」や「収入」といった社会的ステータスに対する価値が薄いので、自由に暮らしたい人にはうってつけの国なのです。
そしてそんなフィンランドの「ラップランド地方」に暮らす少数民族の「サーミ人」が身にまとう
「コルト」
という民族衣装は、厳しい寒さを乗り越えるために開き口がほとんどないのが特徴です。
色合いも美しく、鮮やかな青色に雪でも見えやすい暖色系を合わせたスタイルが一般的です。
ブーツはトナカイの皮を使っていて、雪でも歩きやすいようにつま先が上を向いています。
ペルー(ポンチョ)
ペルーは南アメリカ大陸に位置していて、実は日本とは太平洋を挟んだ隣国なんです。隣国というには、太平洋が広すぎますが。。。
首都はリマで国土は日本の3倍近くあり、非常に豊かな国です。
またペルーには世界的に有名な世界遺産である天空都市「マチュ・ピチュ」や「ナスカの地上絵」などがあり、人気観光地の1つとして世界中から観光客が訪れています。
またインカ帝国の中心地として栄えたこの地は「黄金の国」と呼ばれるほど金が採れ、15世紀にスペインが侵略してくるなど激動の歴史を歩んできました。
そんなペルーの民族衣装はポンチョです。
ん?ポンチョってあの?と思ったあなた。そうなんです。
雨の日に着るものとして、日本でも普及しているポンチョはペルーの民族衣装だったんですね。
形状は日本のものと変わらず、布の真ん中に首を通して被って着用します。
柄が沢山あるのが特徴で、色合いも見てて鮮やかです。
個人的には、布素材であるところがとても可愛らしいと思います。
まとめ:とってもかわいい民族衣装は毎日のおしゃれに取り込めそう!
いかがでしたか!今回紹介したもの以外にも、世界中に可愛い民族衣装があります。
その国の歴史や文化と併せて調べてみると楽しいかもしれません。
機会があれば現地に足を運んで、実際に着てみたりすると、更にその国の魅力に気づけるかもしれませんね!